図書館利用に関するアンケート調査集計結果
(学生編)
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問 1〜3 あなたの入学年度等についてお尋ねします。
問 1 入学年度 20年度 19年度 18年度 17年度 16年度  以 前 20年度 19年度 18年度  以 前 20年度 19年度 18年度 17年度  以 前
420 315 189 264 45 1,233 96 84 5 185 3 8 4 1 16
問 2 所属 学   部   学   生 大学院生(博士前期) 大学院生(博士後期)
問 3 あなたは 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人 日本人
415 312 188 258 43 1,216 89 79 5 173 2 4 4 1 11
留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生 留学生
5 1 1 6 2 15 6 5 0 11 1 4 0 0 5
無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答 無回答
0 2 0 0 0 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0
問 4 あなたは図書館をどの程度利用していますか。
  月に1、2回以上の利用者は学部で61%、博士前期で74%、博士後期で57%で、よく利用されています。
問 5 あなたの図書館の主な利用目的はなんですか。(三つ以内選択)
 学部学生は学習の場としてよく利用していますが、大学院生には資料庫となっています。その他、コピーのため、友人と出会う所として、また他に居場所がない社会人ドクターは居室として利用しているようです。
問 6 図書館の開館時間についてお尋ねします。(複数回答可)
 過半数は現状でよいと思っているが、更なる延長を求める声もかなりの数にのぼっています。
問 7 図書の貸出冊数及び期間についてお尋ねします。
問 8 あなたは授業に関連した図書(教官指定図書等)をどの程度利用していますか。
 
問 9 あなたは今後どの分野の図書資料を充実して欲しいですか。(三つ以内選択)
 
  
 学年進行に従い専門入門書を望む率が上昇します。注目点として、学部学生は教養図書や文芸書の希望も学年が進むと高くなります。資格取得のための参考書の他、特に最近話題になっている文学書やベストセラー、ハウツー本、スポーツ・音楽雑誌、新聞のリクエストがあります。
問10   あなたは図書館職員に、館内資料の探し方、機器の使用方法及び文献調査等について質問をしていますか。
 
 
問 11  あなたは学生用図書リクエスト制度を利用していますか。(閲覧室内にリクエストボックスを設置してあります。又、ホームページからもリクエストできます。)
 記述回答には希望する書籍が数多く寄せられているにもかかわらず、学生がリクエスト制度を知らない、知っていても利用しないが大半であることの矛盾があります。制度の注目度が低いこと、利用が身近でないことなどが考えられます。リクエスト制度を周知する工夫が必要でしょう。
問 12   以下の項目について、あなたの図書館に対する重視度及び満足度をお聞かせください。                        (わからない項目は回答しなくてもよろしいです。)
@ 施設及び設備について
     評価度 (満足度/重視度)
   学部学生                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 A 図書館は利用しやすい構造になっている 3.78 3.49 0.92
 B 座席数は十分である 3.66 3.03 0.83
 C 必要なパソコン及び情報コンセントが用意されている 3.53 3.07 0.87
 D グループで学習及び研究できる室等が十分である 3.29 3.27 0.99
 E 図書館で静かに学習及び研究ができる 3.84 3.32 0.86
 F 冬・夏期間の館内の温度及び照明は快適に保たれている 3.82 3.53 0.92
 G コミュニケーションホールの空間及び設備は十分に機能している 3.42 3.46 1.01
 
  大学院生(博士前期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 A 図書館は利用しやすい構造になっている 3.93 3.23 0.82
 B 座席数は十分である 3.76 3.29 0.88
 C 必要なパソコン及び情報コンセントが用意されている 3.49 3.27 0.94
 D グループで学習及び研究できる室等が十分である 3.24 3.31 1.02
 E 図書館で静かに学習及び研究ができる 3.91 3.04 0.78
 F 冬・夏期間の館内の温度及び照明は快適に保たれている 3.91 3.64 0.93
 G コミュニケーションホールの空間及び設備は十分に機能している 3.36 3.57 1.06
  大学院生(博士後期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 A 図書館は利用しやすい構造になっている 3.94 3.69 0.94
 B 座席数は十分である 3.63 3.81 1.05
 C 必要なパソコン及び情報コンセントが用意されている 3.73 3.42 0.92
 D グループで学習及び研究できる室等が十分である 3.19 3.47 1.09
 E 図書館で静かに学習及び研究ができる 4.06 3.13 0.77
 F 冬・夏期間の館内の温度及び照明は快適に保たれている 4.19 3.60 0.86
 G コミュニケーションホールの空間及び設備は十分に機能している 3.07 3.57 1.16
 全般的に重視度は高く、90%が3以上です。期待に対する満足度は少し低めですが、評価度の平均はどのグループでも90%を超えています。「グループで学習及び研究できる室等が充分にある」「コミュニケーションホールの空間及び設備は充分にある」はほぼ100%かそれ以上の評価です。ハード面の満足に対照的に、学部から大学院前期にかけて、学年進行とともに、「図書館で静かに学習及び研究できる」が低くなります(1年生0.91、博士前期2年生0.76)。1年生には楽しい場所ですが、上級生には騒がしいようです。記述回答には「入り口を2カ所にして欲しい」「パソコン台数の増加を」「照明を低くしないで欲しい」「トイレの電気センサーを長くして欲しい」等の意見があります。
 
その他の意見
区       分 回答数
パソコン関係 13 0.16
利用環境関係 12 0.15
照明センサー関係 11 0.14
館内への入口関係 10 0.13
冷暖房関係 10 0.13
机等配置関係 10 0.13
その他 13 0.16
合        計 79 1.00
A 図書・雑誌及び視聴覚資料について
    評価度 (満足度/重視度)
  学部学生                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
  I 図書館には十分な質と量の図書が備えられている 3.88 3.22 0.83
   J 必要な雑誌、電子ジャーナル及び文献データベースを利用できる  3.39 3.25 0.96
 K ビデオ及びDVD等視聴覚資料が十分に備えられている 3.03 3.14 1.04
  大学院生(博士前期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
  I 図書館には十分な質と量の図書が備えられている 4.29 3.05 0.71
 J 必要な雑誌、電子ジャーナル及び文献データベースを利用できる  4.03 3.18 0.79
 K ビデオ及びDVD等視聴覚資料が十分に備えられている 2.96 3.13 1.06
 
  大学院生(博士後期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
  I 図書館には十分な質と量の図書が備えられている 4.25 3.13 0.74
 J 必要な雑誌、電子ジャーナル及び文献データベースを利用できる  4.25 2.86 0.68
 K ビデオ及びDVD等視聴覚資料が十分に備えられている 3.20 3.36 1.05
 「図書館には十分な質と量の図書が備えられている」ことの重要性は学部4年生から特に高く変化し4.0を越えます。高さに反比例して満足度は低くなっいます。「必要な雑誌、電子ジャーナル及び文献データベースを利用できる」も同じ傾向で、大学院生から重要度が目立って高くなります。更なる充実が求められているのが明らかです。「ビデオ及びDVD等視聴覚資料」の重要度は比較して低く、満足度は他とほぼ同じなので、評価度は100%を越えています。一方、記述回答には工学以外の広い分野(生物学、郷土資料、美術、文学、雑誌)の書籍の要求が出ています。現代の若者の好奇心に応えることが求められています。
その他の意見
区       分 回答数
専門書関係 5 0.13
教養図書等関係 12 0.30
専門雑誌等関係 6 0.15
郷土資料関係 2 0.05
新聞関係 1 0.03
視聴覚資料関係 7 0.18
その他 7 0.18
合        計 40 1.00
 
B サービスについて
     評価度 (満足度/重視度)
  学部学生                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 M 館内の掲示等による案内はわかりやすい  3.36 3.27 0.97
 N 図書館のホームページから必要な情報が得られる  3.26 3.23 0.99
 O 職員の対応が適切である  3.61 3.61 1.00
 P 利用者の意見を反映する制度が整っている  3.44 3.34 0.97
 Q 必要な時に利用説明会等が受けられる  2.97 3.21 1.08
  大学院生(博士前期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 M 館内の掲示等による案内はわかりやすい  3.41 3.2 0.94
 N 図書館のホームページから必要な情報が得られる  3.65 3.38 0.93
 O 職員の対応が適切である  3.86 3.89 1.01
 P 利用者の意見を反映する制度が整っている  3.45 3.34 0.97
 Q 必要な時に利用説明会等が受けられる  3.04 3.26 1.07
 
  大学院生(博士後期)                  
区                    分 重視度 満足度 評価度
 M 館内の掲示等による案内はわかりやすい  3.31 3.5 1.06
 N 図書館のホームページから必要な情報が得られる  3.94 3.47 0.88
 O 職員の対応が適切である  3.69 3.69 1.00
 P 利用者の意見を反映する制度が整っている  3.6 3.46 0.96
 Q 必要な時に利用説明会等が受けられる  3.19 3.64 1.14
 サービスについての重視度は全般的に高く、満足度もバランスをとって高い数値ですから、評価度はほとんど満点かそれ以上です。本学図書館の文句なしの好感度を反映していると言えます。特に職員の対応と説明に評価が突出しているのが特徴でしょう。記述回答にはホームページが利用しづらい、コピー用紙を用意して欲しいという意見もあります。
その他の意見
     区       分 回答数
印刷機への提供用紙関係 8 0.36
職員の対応関係 8 0.36
ホームページ関係 3 0.14
その他 3 0.14
     合        計 22 1.00
問 13 機関リポジトリについて
 
問 14 本学で所蔵していない文献や図書等を他大学から取り寄せる、文献複写/相互貸借サービスをどの程度利用していますか。
 学部学生は利用そのものを知らないのが半数です。大学院生は知っていますが、利用度は高くないようです。
問 15 文献複写/相互貸借サービスを利用するにあたり(WEB上からも申込みができます)、問題点はありますか。(三つ以内選択)
 「利用方法がわからない」のさが目立ちます。もっと広報活動が必要なようです。
問 16 電子ジャーナルの利用について(研究室の利用を含む)
 「利用しない」と「あるのが知らなかった」が4年生60%、博士前期32%にもなります。利用している学生も頻度は分かれています。もっと認知してもらうことが必要でしょう。
 
問 17 あなたは各種資格取得のために、どのような情報又は図書資料を必要としていますか。
 数多くの意見が寄せられました。TOEIC、TOEFL、英検、日本語能力試験等、語学に関するもの、公務員試験に関する参考書の他に、学科別の取得可能資格一覧及び各資格取得に必要な勉強等の入門書を望む声が出ています。すでに個別の資格試験に詳しい学生は、試験のための新しい参考書や問題集を要望しています。試験の種類は多岐にわたり、例えば、危険物、毒物、自動車整備士、無線、シスアド、環境計量士、公害防止管理者、基本情報技術者試験、色彩検定、潜水士、調理師免許、ファイナンシャル・プラナー、銀行業務検定、CAE検定、プログラミング関係、原子力系関係等々です。関心の高さと学生の意欲がうかがえます。
問 18 図書館について、お気づきの点や要望及び意見があればお書きください。
要望及び意見
 施設及び設備関係で多く寄せられたのは、建物内からの入り口を求めるもの、座席の増加、照明の配慮です。パソコン関係では、台数の増加と、印刷用紙の要望が目立ちました。利用時間についての意見は多くはありませんが、開館時間の延長を求める意見がありました。利用環境関係では圧倒的に、学生が騒がしいことの苦情です。片や、図書館の内装・外装の充実に満足しているという意見も多く寄せられました。図書等要望関係では多様なジャンルの本、DVD、漫画、テレビゲームを置いて欲しいという意見も出ています。またCD付き参考書の貸し出し返却でCDの紛失を防ぐ必要があるという提言がありました。他にアンケート調査実施を評価する意見、図書館職員への感謝などもありました。