図書館利用に関するアンケート調査
(教員・技術員編)
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問 1 あなたの職名をお尋ねします。
 区         分 教授 准教授 講師 助教 技術員
28 34 2 16 24 104
0.27 0.33 0.02 0.15 0.23 1.00
  回収率が全体で56%に止まり、技術員が75%と最も高く、講師が25%と低かったものの、回答者の構成人数比は大学全体の構成人数比とほぼ同程度とみなすことができます。
問 2 あなたの所属をお尋ねします。
        
  学科等の構成人数比と回答者の所属人数比に大きな違いはありません。
問 3 図書館をどの程度利用していますか。
  週に1回程度以上利用する人の割合が23%と、前回の調査(39.8%)より減少し、「年に数回程度」しか利用しない人が4割近くを占め、「月に1、2回程度」の利用者を含めると8割近くに達し、前回調査より利用頻度は減少傾向にあります。
問 4 主な利用の目的はなんですか。(三つ以内選択)
  「図書館資料の利用・借用」が回答者の約70%を占め、次いで「論文等作成のため」(26%)、「文献複写等依頼のため」(23%)、「新聞・雑誌を読むため」(15%)が続いていますが、「教養や趣味のため」、「コピーのため」は10%を切っています。
 
問 5 開館時間についてお尋ねします。(複数回答可)
  開館時間は前回調査から開館時間の見直しが図られたため、「現状で良い」が前回調査より増えて8割近くを占めていますが、「休業期間中の平日を延長して」、「24時間開館してほしい」を望む声も1割程度出されています。
問 6 図書の貸出冊数及び期間についてお尋ねします。
  「現状で良い」とする人が9割近くに達し、現状に満足していることがわかりますが、「期間のみ延長してほしい」を希望する意見が1割程度ありました。
問 7 必要とする情報や文献の入手手段及び媒体として通常利用するのはどれですか。(五つ以内選択)
  必要とする情報の入手手段は前回調査で群を抜いて多かった「図書」、「雑誌」に代わり「インターネット」が一番になり、「電子ジャーナル」の割合も20%近く増加して「雑誌」に迫っています。このことが問3の利用頻度の減少傾向の一因と考えられます。「学会、研究会等での直接情報交換」に大きな変化はなく、「データベース検索」、「新聞」、「テレビ、ラジオ」が続いています。
問 8 講義と図書館との関連についてお尋ねします。(複数回答可) 
区          分 教授 准教授 講師 助教 技術員
 1  講義の中で指定図書・推薦図書との関連を説明している 3 10 2 3 0 18 0.17
 2 和・洋雑誌を含めて図書館の文献(上記1以外)について講義の中で説明している 3 7 1 0 0 11 0.11
 3  二次資料の使い方や文献検索の方法について講義の中で説明している 2 4 0 1 0 7 0.07
 4   図書館との関連は講義の中で特に説明していない 20 19 0 9 10 58 0.56
28 40 3 13 10 94  
  「図書館との関連は講義の中で特に説明していない」との回答が半数を占めている一方、「講義の中で指定図書・推薦図書との関連を説明している」との回答は2割弱に止まっており、前回調査から変化していません。
問 9 現在本学では約4,000タイトルの電子ジャーナルが利用できますが、どの程度利用していますか。
  週1回以上利用する人は前回調査より増えて30%に達する一方、「利用しない」人も増えて28%もあり、教員だけでも19%になります。利用しない理由として本学で利用できる電子ジャーナルに自分の研究に関連する雑誌が含まれていないケースが考えられ、電子ジャーナル整備の難しさを物語っています。
問 10 北見工業大学機関リポジトリ・KIT-R(きっとあーる)についてお尋ねします。
@ KIT-R(きっとあーる)を利用したことがありますか。
A 自分の「論文」等をKIT-Rに登録したことがありますか。
  KIT-R(きっとあーる)の認知度は7割を超えている一方で、「存在を知らなかった」人が2割程度いるものの教員に限れば1割程度です。また、KIT-Rに「論文」等を登録している人は教員の半数を占め、「今後登録したい」を含めると教員の7割近くに達します。今後のKIT-Rへの「論文」等登録の増加、充実が期待されます。
 
問 11   本学で所蔵していない文献や図書等を他大学から取り寄せる、文献複写/相互貸借サービスをどの程度利用していますか。
  年1件以上の利用者は7割近くに達していますが、前回調査と比較すると2割程度減少しています。一方、電子ジャーナルの普及とインターネット検索によって、「利用を必要としない」との回答が前回より10%増加しています。
問 12 文献複写/相互貸借サービスを利用するにあたり(WEB上からも申込みができます)、問題点はありますか。 (三つ以内選択) 
  問題点として「あらかじめ入手時間がわからない」、「入手までに時間がかかる」、「あらかじめ金額がわからない」といった情報提供を求める意見がある一方、WEB上からの申し込みを含めた「利用方法がわからない」というサービス自体の案内不足も指摘されています。なお、利用者からはサービスに満足している声が多く寄せられています。
 
問 13 以下の項目について、あなたの図書館に対する重視度及び満足度をお聞かせください。                    (わからない項目は回答しなくてもよろしいです。) 
@ 施設及び設備について
      評価度 (満足度/重視度)
区                    分 重視度 満足度 評価度
 A 図書館は利用しやすい構造になっている 3.80 3.43 0.90
 B 座席数は十分である 3.69 3.49 0.95
 C 必要なパソコン及び情報コンセントが用意されている 3.33 3.36 1.01
 D グループで学習及び研究できる室等が十分である 3.21 3.37 1.05
 E 図書館で静かに学習及び研究ができる 4.01 3.12 0.78
 F 冬・夏期間の館内の温度及び照明は快適に保たれている 3.74 3.67 0.98
 G コミュニケーションホールの空間及び設備は十分に機能している 3.20 3.55 1.10
  図書館の施設及び設備に関して、重視度を満足度で除した評価度は「E 図書館で静かに学習及び研究ができる」を除くと1付近にあり、おおむね満足できる状況にあります。図書館の増・改築が高い評価に結びついています。なお、課題とされた「静かに学習及び研究できる」環境づくりが急務であり、今後何らかの対策が求められます。
その他の意見
区       分 回答数
館内への入口関係 2 0.25
利用環境関係 4 0.50
その他 2 0.25
合        計 8 1.00
  図書館出入口の増設を求める意見の他、館内での飲食や話し声など学生のマナー向上を求める意見が寄せられています。